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2006-11

メルセデス・ベンツ 300d アデナウアー

第2次世界大戦以前、ドイツはヒトラーの肝いりで世界に冠する自動車工業国となり、特に当時超高級車といわれたベンツ、ホルヒ、マイバッハ、ツェッペリンなどが生産されていた。しかし、敗戦と共にその生産力は失われ、フォルクスワーゲンなどが連合軍のために細々と生産されていた。1949年にその規制が解除されると1951年、ベンツが戦前の技術を生かしてメルセデス・ベンツ300大型セダンを発表、その後この車をベースにa・b・c・dのモデルを作り1962年まで製造された。

写真の車は現オーナーがニュージーランドのウエリントンから直接個人輸入した1958年型300dピラーレスリムジンで、当時西ドイツ連邦国初代首相の名を冠してアデナウアーベンツと呼ばれた。このオープンモデルがローマ法王やケネディ大統領が西ドイツを訪問した時のパレード用として使用された。ゲルマン民族の威信を懸けただけあり、そのスタイルはヒトラー率いるナチ党に見られる他を圧倒する威厳を醸し出し、内装もダッシュボードやメーターパネルなどはマホガニー材の無垢を一本物から削りだし、リアドアウッドトリムに埋め込まれた灰皿などは、もうそれだけで工芸品である。

スイッチノブも真鍮の削りだしに分厚いクロムメッキ仕上げで、そのさわり心地、操作性は絶妙である。リアサスペンションには電気式の車高調整装置が付き、エンジンは3000cc機械式燃料噴射(この調整が超微妙)オーバーヘッド12バルブで145馬力を発生、当時時速160km以上の高速を誇った。このエンジンを基にかの有名な300SLエンジンが完成した。ごく最近までベンツの直列6気筒エンジンの基本的レイアウトは同じである。

生産された300シリーズは殆ど現存しコレクターアイテムとなっている。この300dピラーレスリムジンは日本にあるかないかの貴重な1台である。(文・吉田章二)

#13 レシピ

A スペアリブのママレード煮

1.豚スペアリブ1.5kgをさっと下ゆでする。2.ダッチオーブンにスペアリブを重ならないように並べる。

3.2の肉の上にママレードをまんべんなく塗り、セロリの葉と長ねぎの青い部分をのせる。

4.水180cc、醤油150cc、焼肉のタレ(辛口)30cc、ローリエ、生姜、塩こしょうを加え、蓋をして弱火で煮込む。

5.途中、3~4回肉をかえして、味をなじませながら60分煮込んで出来上がり。

B 骨付きチキンのパプリカ煮

1.ダッチオーブンにバターを溶かし、鶏の骨付きもも肉を焦げ色がつくまで、じっくり焼く。2.1にしく形のタマネギ、みじん切りのベーコン、ニンニクを加え炒める。

3.タマネギの色が変わったら、白ワイン1カップ、水4カップ、パプリカ40gを加えて蓋をして煮る。

4.水分が3分の1ぐらいに煮詰まったら塩こしょうで味を調える。(約30分)

5.最後にチリペッパーを少々振り入れて出来上がり。

 

C 豚ロース甘味ステーキ

1.豚ロース肉に塩こしょうをして小麦粉をまぶす。ダッチオーブンにサラダ油をひき、それを両面カリッと焦げめがつくように焼く。2.蓋をして5分、蒸し焼きにする。

3.肉の中まで火が通ったら、皿に取り出す。

4.鍋の中の肉汁に生姜とウスターソースを加えソースを作る。

5.鍋の脇でパイナップル(缶詰でも可)に焦げ目をつける。

6.皿に盛った肉に4のソースをかけ、パインを添えて出来上がり。

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