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2006-08

フェラーリ ディノ

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自動車に少しでも興味のある人は必ず知っている名車。 166
ギリシャのヴィーナス像に見られる完成されたふくよかな女性美を思わせる豊かな曲線の造形美。フェラーリでありながら誇らしげなプランシングホースのエンブレムは一切付けておらずフェラーリの若くして病死した息子(享年24歳)の愛称(Dino)を彼の没後10年して完成した車だ。1965年パリ自動車ショーでディノクーペとしてデビューさせ1968年からDINO206GTとして販売開始される。当時販売していたフェラーリといえばすべて60°V12気筒車の中で以前からフォーミュラ2用(1600cc)に開発されていた65°6気筒アルミ製シリンダーブロック1986ccの(ボァ、ストロークは86×57
・)高速タイプのエンジンをミッドシップに搭載、1968年型ポルシェのそれは80×66・(1991cc)でディノのほうがはるかに高速タイプのエンジンである。ボデーは楕円鋼管のフレームに手たたきのアルミボデーをのせていたので製造が追いつかず約200台で製造を中止し、フィアット社から協力を得てボデーを鋼板製とし、エンジンも鋳鉄製シリンダーブロックに、また重量増加と低回転域のトルクを増やすためにボァ、ストロークとも92.5x60・とし排気量2418cc(195
bhp)に変更。名前も246GTとして1969年から1974年の間L、M、E型を生産し当時のフェラーリとしては異例の約4000台を世に送りだした。 169写真のディノはフレーム NO DINO246GTO312タイプEである。世界に4,000台しかないディノがこの秋田市内に206GTを含め4台も登録されており、ナンバーを取得していつでも公道を走行可能である。秋田市人口を30万人として人口比率75,000人にディノ1台と考えると、これほど高いディノ密度のある都市は世界を見ても他にはないだろう。

(文・吉田章二)

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