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ジャガーEタイプシリーズⅡフィクスドヘッドクーペ2+2

ジャガーEタイプシリーズⅡフィクスドヘッドクーペ2+2とやたらと長い名前だが早い話Eタイプ4人乗りのクーペである。1961年XK150の後継車として発売されXKシリーズの約半額の値段とスタイルの良さで非常に人気を呼んだ。その為本国仕様の右ハンドル車より輸出向けの左ハンドル車が圧倒的に多く8割を占める。EタイプにはシリーズⅠ、Ⅱ、Ⅲがあり、写真のジャガーはシリーズⅡで対米輸出のために米国の自動車安全基準の変更に合わせてシリーズⅠを変更して1969年から発売された。アメリカでは一世を風靡したXKシリーズのレース用のCタイプ、DタイプがあったのでEタイプをXKE150と呼んだ。この150は最高速度性能を表し時速150マイル(240km)出ますとは言っているけれども相当の腕と度胸が必要。場合によってはエンジンを壊して多大な出費を余儀なくされる。2+2は2シーターに比べフロントガラスが立っているのと重量増加のため空気抵抗が大きく約20kほど遅くなるが、いくら車好きと世間に言い張っても家族4人乗って最高速チャレンジでもあるまい。4.2リッターエンジンは超ロングストロークでツインカムにもかかわらず5500rpmまで。それ以上は危険回転数。その代わり40km-240kmの最高速度までトップギァで十分カバーできる。スポーツカーの例外にもれず大きめの速度計とエンジン回転計、センターには小ぶりの5つのメーターとその下にぞろぞろと並ぶスイッチ。このへんが熱狂的Eタイプファンが世界中に存在する理由なのかもの知れない。(文・吉田章二)


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